ニンジン

確かな記憶でないが、昨年の秋口だった気がする。
別にどうこう考えもなく、ニンジンの種を蒔いた。
無事に芽が出て、何とか大きくなった。

とはいうものの、あまりにも小ぶりでとても収穫の段階ではなかった。
サラダにでも刻んで入れて、マヨネーズをかければ、
どこかの居酒屋みたいにスティックで生で食べられるような気がしていた。
結局食べることもなく、そのままで放っておいた。
今年になっても抜かずに置いたら、どんどん伸びた。
食べられる根ではなかったが、
立派に花が咲き、種になった。
そんなもの食べられるわけでないから、早く抜けと言われても、
種を植えたらまた成るか試してみたい気がしていた。
しかし、種を取ることもなく枯れて抜いたものをまとめて、
その場に倒したままにしておいた。

するとしばらくして、辺りにびっしりと隙間なく芽が出て伸び始めた。
どうせ春になったら耕してしまえばいいと軽く考えていた。
あるとき、伸びた茎を引っ張ってみると、
拳大の根が付いてきた。
昨年見たものよりはるかに大きい。

本当は間引きでもしておけばもっとましだったかもしれないが、
それはもう後の祭りである。
それでも何本かは収穫できた。
どう食べるか考えた。
ちょうど手元に一夜漬けの素があったので、
試しに刻んで漬けてみた。
やや生っぽいのは当然だが、
甘くて、どこか懐かしいような味がした。
もう、5,6回はそうして食べただろうか。
少し飽きてきたものの、まだたくさん収穫を待っているので、
もう少し食べ方を工夫して、片付けてやりたい。

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この記事へのコメント

venus3
2015年12月09日 14:10
植物の強い生命力を感じます。
なんとなく羨ましくも思います。
自分もまだ枯れたくないです。
godor
2015年12月10日 21:28
時宜を得ることの大切さを、野菜や草花を作ってみてつくづく感じます。
これを逃すと育ちが一変します。
大根も1週間遅れたら、芽は出たもののものにならず、
今ナズナみたいになっています。
これも抜かずに放っておいてどうなるか見ます。

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